愛…知りそめしころに 6巻 藤子不二雄A

未だに藤子不二雄に関わる新作品が読める、ということにおいて日本人は幸せである。しかも駄作ではなくキチンと面白いマンガなのだから本当にグッド。「金魚ねぷた」という、知らない人や興味の無い人には死ぬほどどうでもいいものを満賀道雄が工作する様子を3ページに渡って緻密に描き続けるA先生のハートはいまだ若いぜ! 「バーン!」「ドーン!」「カリカリ」という牧歌的ニュアンスすら漂う描き文字も巨匠の域に入っている気がするなあ。テラさんの倒れるシーンで、顔面が黒い影に覆われるA先生お得意のあの絵は本当に怖い。今回も楽しませてもらいました。B+