ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

映画も今年のはじめの頃に観たがそのときは字幕版、今回はビデオで日本語吹き替え版を観た。すごく面白かったなあ。吹き替えの声は前作と同じく本当にピッタリだった。アラゴルンやゴラムとかほんとハマリ役だと思う。

僕は一番燃えたのはやはりラスト40分のクライマックス、城の攻防戦だった。味方の絶対数が少なくピンチに陥っている人間軍のところに、エルフの援軍が駆けつける。ぬう、燃える! 弓矢がビュンビュン飛び交ってオークを倒していく様子は素晴らしくカッコイイ。オークもオークで圧倒的な数の優位を前面に押し出して攻撃。あんな形相というか造型の生物が大量に襲ってきたらマジ怖いね。オークの声(咆哮)もゾクゾクくるし。音響のいいオーディオ機器ほど素晴らしく堪能できると思う。

そして悪戦苦闘、多勢に無勢。敗北濃厚になったときの、セオデン王が「ヘルムの角笛を今一度!」という言葉と共に騎馬で突撃したシーンは実にシビレる。それに呼応するかのように登場するガンダルフとエオメルの騎士団の援軍。この大群激突シーンは圧巻。さらに 別の場所ではエントVSオークの軍団という闘いも繰り広げられており、ワオー! という気分。ギャー! 熱い! 燃える! というわけで、大作という感じで大げさに楽しむというより、普通に燃える映画として僕は堪能した次第だ。王の帰還も楽しみであるよ。

なお、指輪物語のあらすじとしてはこのサイトがすごくわかりやすかったです。→http://www1.linkclub.or.jp/~hime/lotr_omote/story.html