2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドランクドラゴン カンフー

ドランクドラゴンのネタ集。塚地は面白いなーほんと。面白いことが好き、お笑いが好きっていうのがなんだか見ていてオーラが出てる気がする。オタクネタ、ハチャメチャ拳法あたりのボケは本当にうまい。楽しく笑える一作であります。ナイス。アイドルオタク…

ドラえもん のび太のふしぎ風使い

キーとなるキャラクター「台風のフー子」は原作の方が圧倒的に非人間的キャラクター造型でありながらも人間味が溢れていた。そこに藤子F先生の作画の天才性が現れているなあとしみじみ思ったものの、まあ藤子プロの残されたスタッフも頑張っているとは思うで…

2112年 ドラえもん誕生

ドラえもんの短編映画。ドラえもん誕生の秘密や、セワシの家に行ったいきさつ、ネズミとの関係、色の変化の謎といったものがすごくわかりやすく描かれている。未来の世界、すげー楽しそうなのな。これがいい。ドラ世界の楽しそうな雰囲気をこれでもかという…

あずまんが大王 5,6巻

ぬわーん、あずまんが大王のラスト2巻。6巻で最終回の卒業式編があります。ほんとこの作品は、空気感が心地いい。むにゃーんとしているというかホンワカーンとしているというか。敵キャラが決して出てこないるーみっくわーるど的感覚。作画も綺麗だし話もわ…

ほしのこえ

レンタル開始されたときから観たかった作品。近所のツタヤではなかったのであった。他のツタヤで発見して観ました。個人で作ったというすごさを堪能した。そりゃーストーリーのはしょりは少し荒っぽいなあというところもあるし、「なんでそういう行動原理な…

吼えろペン 1、4巻 島本和彦

燃える漫画家島本和彦がサンデーGXで連載している作品。なんとなくばらばらで購入。や、古本屋で偶然見つけたんで。しかしまー本当に渾身の力で描いてるよなという気がする。少なくとも「そのように読者に見させる」という技術はやっぱり「熱い」という一言…

プラネテス 4巻(完結) 幸村誠

宇宙マンガプラネテス、これにて完結! いやー、楽しい4冊だったなあ。楽しいと一言で表すには単純すぎるけど、色んな事があって、ああ、宇宙はいいなーと思った。宇宙に魅せられた人間達の想いや、魅せられたがゆえに出てくる問題などを非常に丁寧な仕事で…

ラスト・サムライ トム・クルーズ主演

微妙に事前に情報があれこれ入りすぎた状態で観た作品。まあ上映開始からかなり経っているから仕方が無いが、自分でもうまく情報をシャットアウトして観るようにしなけりゃなあ。「フィクションとしての日本」の物語。いやー、アツイですな。いいじゃーない…

G戦場ヘヴンズドア 3巻(完結) 日本橋ヨヲコ

2003年に完結した作品の中で、文句なしに私的トップ作品として推したい。青年期のほとばしる情熱や、もどかしい感情や、傷ついてもなお挑戦するハートを「マンガ」というツールを題材に見事に描いた名作。マスコミ関係に就職する友達の情報なんだけど、これ…

獄門島マンガ祭り 90年代編

竹田さん(id:season)による90年代のベストマンガを決める催し(http://d.hatena.ne.jp/season/20040124#p1)。ぼやぼやしていたら投票に乗り遅れてしまい大変悲しい。なので個人的に5ポイント分考えてここに書いておくことにします。ちなみに投票結果はこ…

週刊少年ジャンプ 14号

梅澤春人先生の「LIVE」終了。もはやこの人には背中からフライパンや金属バットを出すしかないのだろうか。悲しい。自分で作った設定にしばられてしまって、話自体が全然作れなくなってきてるんだろうかなあと思う。いっそ原作付きでもいっぺんやってみたら…

大人のしくみ 3巻 鈴木みそ

どこからでも読めて面白い取材マンガ。鈴木みそは「取材マンガ」というジャンルを見事に確立させたという気がするなあ。もっと前例があるのかもしれないけども、ファミ通というメジャーな雑誌で(「マンガ雑誌」というくくりで見ればマイナーかもしれないけ…

アンコールが3回 文庫版1、2巻(完結) くらもちふさこ

なんともバブル全盛期に描かれた作品かいな? と思ってしまった。アイドルとそのマネージャーが付き合っている(結婚している!) んだけど、それをファンには隠して活動してるのね。いやー、なんか衣装とかがすごく80年代アイドルっぽくてびっくり。やっぱ…

ロマンチックください 全1巻 一条ゆかり

活発な子とおとなしめの子という2人の双子の女の子が主人公。いわゆる双子モノというやつでしょうか。全1巻でまとまっているだけあってけっこうテンポよくポンポン話が進むので読み心地がよい。これまたこの2人を主軸において10人規模くらいの群集劇になって…

女ともだち 1〜3巻(完結) 一条ゆかり

芸能界がらみの女同士のライバル・友情・そして男との恋愛もありーのってな具合のお話。一条ゆかりは10人規模程度の人数のキャラを絡ませつつ動かさせるとめっちゃくちゃうまいですな。ほんますごいわ。なんといいますかこう、本作品も思いっきり一条ゆかり…

たぬきランド ネオ 西原理恵子 山崎一夫

たぬきランドの最新刊。西原作品はいまだ「できるかな3」を読んでいないので早く読みたいところです。たぬきランドもなんかすごく安定感のある本になってるなーという感じ。山崎さんの文章は改行がすごく多いのですぐ読める。むしろ西原マンガのほうが1コマ1…

アイドル地獄変 尾玉なみえ

1巻完結。尾玉なみえの本領発揮というかセンス爆発。アイドルを目指す女の子、海ひろ子がその他の濃い〜登場人物と共に、様々などうでもいいことを繰り広げるギャグマンガ。序盤は色々調整というかどんなもんかなーみたいな意識が出てるんだけど、中盤以降は…

ギラギラ 4巻 土田世紀

土田世紀が描く、ギラギラした男や女達のホストクラブマンガ4巻目。特に佳境に突入しているわけではないが、ライバル店「リンク」との熾烈な争いが面白い。編集王の頃に比べると、土田さんの絵はかなりあっさりと洗練されてきたなぁという気がする。編集王の…

だれが「本」を殺すのか 延長戦 佐野眞一

僕は年に何作か、自分の価値観を大きく揺さぶったり、意識に衝撃を与えてくれる作品に出会っている。あるときは「G戦場ヘヴンズドア」であり、またあるときは「うしおととら」であり、あるときは「僕たちの洗脳社会」であったりする。近年僕は出版業界に興味…

だれが「本」を殺すのか 佐野眞一

裏松本紳介 松本人志 島田紳介

「ダウンタウン松本と島田紳介がしゃべる」という形式の人気トーク番組を書籍化したもの。書籍化というよりは活字化というか。なんか、フォントの強調などがあって、変な言い方だけど読みやすさ、メリハリという工夫においてはなんとなくテキストサイト的な…

藍より青し 12巻 文月晃

アニメ版はしばしば観てたんだけど、コミックス版を読むのははじめて。むっちりしたボディとライトなエロ具合をふんだんに使ったラブコメ。なんだかんだいって、青年誌のラブコメの代表格だと思う。掲載誌ヤングアニマルは「ふたりエッチ」と「ベルセルク」…

最強伝説黒沢 1、2巻 福本伸行

2巻をマンガ喫茶で読んだので1、2巻通読してみた。いやー、面白いわこりゃー。実際問題ヒシヒシとリアリティをもってアイタタターな心境で読むのか、福本作品における一種の人情物語として読むのか。どうとっても面白い。福本さんはかつて工事のバイトとかし…

ラブ・マスターX 1、2、3巻(完結) 安野モヨコ

先日の情熱大陸に安野モヨコさんが出てたなーと思いつつ読了。「恋!」「スキ!」というキモチに対して、安野キャラが絶対逃げない。この作品ってけっこう変わってるよなーと思う。最初、典型的なオタク的ブサイク男子なキャラとして登場する「ハミオ」が実…

バクネヤング 松永豊和

人間離れした筋肉、体力を持ったバクネは「俺は死ぬ気がしない」といって、ヤクザの大親分を人質にとり、大阪城に立てこもってヤクザと警察官をボコボコにしていく。警察にも全く動じないバクネは最後に……というストーリー。 極限の暴力描写がすごい迫力だ。…

花より男子 36巻(完結) 神尾葉子

最終回終わったよーと友達から聞かされて、昔テレビでやってたことを思い出して最後だけ気になったので読んでみた。ああ、つくしは36巻かけて成長して、よかったなーと。4000万部突破してんのねこれ。少女マンガも売れるもんは売れるんだなあ。通しで1回読み…

夢幻の如く 8、9、10、11、12巻(完結) 本宮ひろ志

これねー非常に痛快な歴史マンガでですね、「本能寺で死ななかった信長のその後」という設定で、信長が秀吉などを引き連れて、信長軍はモンゴルを制覇しにいきます。チンギス=ハーンの再来じゃあ! ということであれこれやってモンゴルを平定した信長は、そ…