オペラ座の怪人 DVD
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2005/08/26
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ストーリーはファントムと、ヒロイン、クリスティーヌと、子爵ラウルとの三角関係ラブストーリーであった。セリフがいちいち大げさに楽曲になり言い回されるのは「いや、このシーンでそうしなくてもいいのでは?」と思うところなきにしもあらずだけど、これはサービス精神とボリュームの充実のあらわれだと受け取ることにする。その音楽も迫力満点で、あのオペラ座の怪人のテーマ曲(ジャーン! ジャジャジャジャジャァーン! というアレ)がかかるときはゾクゾクしてビリビリきた。冒頭、オペラ座が鮮やかによみがえるシーンも必見で、「ウワァ超シビレル!」という気分だった。映像の迫力と、音楽の迫力、この2つが高いレベルでミックスされて目も耳も楽しめた。ストーリーは……どうなんだろう。原作というか舞台でこれを見たことはないんだけど、まあこれはこういうものかなー、と。一度、ミュージカル版も舞台で観たいところです。クリスティーヌの心が揺れ動きすぎなのはちょっと面白かった。なんともなびきやすい女よ(いいけど)!
それにしても、「仮面の男の危険な魅力」というのは古典からあるものなんですなあ。古くはオペラ座の怪人、新しくはシャア・アズナブルですか……。B+