パーマン PAPAPA The Movie

今年の春に公開されたドラ映画の併映作品。ぼくらのパーマンが帰ってきた! いやー映画の作画で見るとほんときれいになってるのな、パーマン。みつ夫君の家が小市民どころかかなりデカイ豪邸っぽくなっているのがちょっとびっくりした。ブルジョワ階級のパーマンかよ、と思ったり思わなかったり。んでみつ夫くんはパー子こと星野スミレが主役のときメモみたいなのやってて、おいおい大丈夫か、軽いオタクか? と思った。

えーしかし内容はシンプルでストレートな勧善懲悪! で、ちゃんと作中でパーマンが「なぜみつ夫である自分が感謝されるわけでもないのに、パーマンとして正体を隠してみんなのために一生懸命命がけで働かなくてはいけないのか」と悩んでいる。これはいい演出だなあと思った。そして、最後に「(感謝されなくても)困っている人がいれば助けたい。なぜだかわからないけど!」と自ら戦いの場所へと赴く。そう、これが僕らが少年時代にパーマンやその他大勢のヒーローから学んだ重要なことの一つだ。藤子・F・不二雄はやっぱりすごいなあ。A