史記 4、5、6巻 横山光輝

じわじわと中国の歴史が進んでいく。始皇帝から項羽と劉邦へ英雄の舞台は移ってゆく。非常に手堅い作風は鬼のような安定感であるけども、地味すぎる気もする。「ドカッ」とか「ドンドン」という描き文字がとんとないのも特徴なんだけど無味乾燥という雰囲気もともすれば漂ってしまう。まあ項羽と劉邦は好きだし手堅いベテランの面白さということかな。C+