ジャリん子チエ 文庫版 19、20巻 はるき悦巳

相変わらずのジャリん子チエちゃんである。文庫版で20巻まで読んだということは、単行本にして約40冊分かー。ほんとマイペースで続いている安定した作品。僕の九州の知り合い数人はこの作品を知らなかったのだが、これがなんで国民的マンガにならなかったかというと、恐らくこのマンガの関西ローカル性にあるのだと思う。ローカルすぎるのだ。関西弁バリバリのキャラクター。まあ、それがこの作品の魅力でもあるのだが。穏やかに物語を構築するという点ではこち亀よりいいと思うなあ。B