柿とオニギリが原因で勃発したさるとかにの大合戦、ついに完結！ といっても全2巻なんだけど。吉田戦車は面白い！ とつくづく思ったのでした。蜂娘とか棒とか臼とか杵が全部擬人化されていて、それぞれがそれぞれの役割を人生の上でも、マンガのキャラの役割上もきっちり果たしていくというのがすごい。それを描ける吉田戦車の力量は本当にものすごい。描いてる世界観は非常にオカシイのに、そこに行き着くまでの導入がめちゃくちゃ自然で、僕らは当たり前のように吉田ワールドに入っているのである！ このあたりは「ぷりぷり県」でも存分に発揮されているんで興味のある人は必読って感じです。B+
