はいからさんが通る 文庫版 1、2巻 大和和紀
- 作者: 大和和紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/06/02
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美青年・ラブコメ・大正時代・おてんば娘。いい感じの要素が詰まってて今のところ楽しく読めてます。伏線が伏線じゃなくてもう直球ストレートなのでそれはどうなのかと思うところもあるけど、このマンガはそういうマンガだという認識で読むと普通によくできている作品だと思います。時代考証もまああまり気にしない。「その時代っぽい」というムードが出ていればいいし、しかも「その時代っぽい」というのは識者や学者の感覚ではなく、メインの読者層である人にとってのそれであれば足りるからだ。
婚約者の少尉がロシアに行ってからのストーリーもやるなーと思うくらいエネルギッシュであり愉快だった。20年前の作品なんだなーと思うとそれはそれでスゴイな。大和和紀のマンガは、目ウルウルしててなんぼじゃー! いいぞいいぞ。というわけで続きを読んでみたいところです。B