アフタヌーン 11月号

木村紺が2作描いてます。神戸在住は午睡編。気楽にあっさりと読めたけど、盛り上がりはさほどなかったかな。単行本はまだ出ないのかなあ。そしてもう一本のほう「巨娘」なかなかいいですなあ。ジョーさんの奮闘というか好漢っぷりはなかなか爽快。作者の丁寧なキャラ作りはほんと素敵だ。あー、俺は「木村作品の世界」が素晴らしく好きなんだなーと再認識した次第。「作者の作り出す世界それ自体」が好きというのは、他の例えでいうといわゆる「るーみっくワールド」もそういう感じなのかな? まあ俺は高橋作品の世界は別に好きでも嫌いでもないけど、あれがめちゃくちゃ好きだという人を僕は知ってるし。
他に面白かったものは、おおきく振りかぶってラブロマヨコハマ買い出し紀行げんしけんラブやん、るくるく、爆音列島高橋ツトムの描く顔面は非常にすげえっすな)、ほしのこえ神社のススメ神道マンガっていうコンセプトからして、神社の神主の友人がいる僕にとっては非常に興味深いものでありますのでした)、リンガフランカあたりかな。リンガフランカはもうちょっと長く続いて欲しかったなあ。