できるかなV3 西原理恵子
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2003/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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西原作品、とくにこの「できるかな」シリーズの凄さは色々とあると思う。人がやらない(やれそうにない)ことに挑戦する、それを突き抜けたレベルで成果を挙げる、ありえないくらい赤裸々に(少なくとも赤裸々に描いているように)見せる、などなど。しかしこれだけだと、似たようなことをする人は出てきそうだ。西原理恵子が他の追随を許さないレベルで群を抜いているのは、そういう企画パワーも含めた、人間としてのパワーの凄さがあるのだろう。パワーをマンガにぶつけている感じ。そして周囲にいる人間のこれまたレアさ。
コマとセリフ(ネーム)に魂込めて。なんというか、マンガという表現形式を使った群像劇、あるいはマンガという表現形式を使った電波少年。そんな印象さえ持ちます。面白くて、凄いマンガ。A