杉浦日向子さん死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050725-00000078-jij-soci
ニュース見て絶句した。ショックだ……。高校の頃、図書館に杉浦作品がかなりたくさん置いてあって、僕はそれを読んで以来のファンである。漫画家は引退されたものの(これはこれでものすごく残念)、彼女の書く文章は軽妙で粋なもので、非常に魅力あるものだったのでこれも大好きだったのだ。いつかレビューで杉浦作品特集をやりたいと、数年前から思っていた。ああ、ああ、ああ。もう、杉浦作品に、新作はないのだ……。ああ。46歳、ガン。早すぎるなあ……。現代に生まれて織田信長より早く亡くなるのは切ないなあ。謹んでご冥福をお祈りいたします。
好きな漫画家(だった人)が亡くなるのは、その人がもう新作を描けなくなるからそれを読むことができずに悲しいというのももちろんあるけど、その人のマンガによって色々感動したり考えたり泣いたりした過去の思い出があるから、「たくさん面白い話をしてくれた大好きな人」が亡くなる悲しみがある。喪失感。
お江戸でござる」もけっこう見てたよ。杉浦作品は「百日紅」「百物語」など名作多数なのでまた読み返そう。