ドラえもん のび太の恐竜

至極抜人の日記完全版1月14日に色々と新情報が! コロコロはやっぱりあなどれぬ雑誌でありますな……。

旅の始まりはかなり悠々と楽しげだったりしましたが、2006年版は、ピー助を助けるために白亜紀に再び到着した時点で、いきなりしずちゃんジャイアンスネ夫が誘拐。さらに、F版ではラストに駆けつけるタイム・パトロールが、いきなり恐竜ハンターと対決。そのままいきなり敵の基地に乗り込むことに。その後はいきなり三畳紀へ。F版の雄大さも情緒もへったくれもなく、TWENTY FOURみたいに引き・引き・引き・引きの連続。

なんとまあ! という感じでびっくり。これまでの水田ドラ版アニメがかなり原作に忠実だったのに対し、映画版ではかなりのアレンジが加えられているようです。まあ忠実にするとすれば大山版の『のび太の恐竜』とあんまり変わらないもの、という評価にもなりかねないので、時代に即したアレンジとしてアリといえばアリなのかもしれません。ただ、作品を創るスピリットとして「2006年に藤子F不二雄が生きていたら、どういう『のび太の恐竜』を描くのか!?」という精神であってほしいとは思います。それさえあれば、大丈夫だ。

追記
上記引用はゲーム版をコミック化したもののストーリーについてであり、映画版とは異なるようです。