いちご100% 19巻(完結) 河下水希

いちご100% 19 (19)

いちご100% 19 (19)

外村妹と唯の外伝付。これは赤マルジャンプに掲載されていたものかな。最終回に出番が無かったと愚痴る唯と、京都の同志谷(どうしがや)大学に通う外村妹の初恋とキスのエピソード。ううむ、外村さんは高校のときよりさらに美人になっておられますな。
あと、さつきの「少年誌の限界」に挑戦する描写も。うーむ、これで限界と作家が言っちゃうのはどうかなあと思ったり。桂正和電影少女」よりもはるかに表現としてはおとなしめであります。あの頃より明らかに自主規制的な要素が強くなっているのだろうか。そのあたりどうなんでしょうか。
巻末では、最初はやっぱり東城と真中でくっつく予定だったが、物語が進むにつれて変わってきた、とある。やっぱりそうかー。でもこの作品はそういう「最初のヒロインとのゴールありき」で読んでたからびっくりしたし、いい意味で裏切られたので良かったと思います。B+