稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方 堀江貴文

稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方

稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方

えーと堀江本はこれで何冊目かな。何冊か読んでいる。4冊くらい読むともう目次だけでだいたい何言いたいのかは分かってきた。堀江の思考、というか行動はシンプルだ。会社では簿記の知識があったほうがいいよとか、営業は大事だよとか、気合と根性で何とかなる(ならなくても自己破産してゼロに戻るだけだ、と)、老人は金を若者に投資せよ、皆起業しようぜ、食事は大事だ、などなど。口語文体でスッカーと読めてしまう1冊。「身内にモノを1つ売ればいい」というのは異論があるところだが、概ね「そうですなあ」と思って読めるものだった。ただまあシンプルがいいわりには証券取引法違反という凝ったことを被疑事実に逮捕されてしまっているわけで、そこんとこどうなのよ!? というのはそれはそれで思ったりもする。物理的に対象を増やすことで、経験値を上げて成功率をアップさせるというのはまさしくその通りだなというのはしみじみ感じた。作者はヒッチハイク体験を語っているが、1人に声かけて駄目なら5人、10人という対象の増加、これが大事なんだろうなあ。ナンパについても同じことですよって言ってる。ちょっと失敗したからといってくよくよしててはいけませんですな。だからまあ、堀江氏は逮捕されて取締役から外されて今後どうなるか知らんけども、最悪自己破産でゼロに戻るだけだからまた頑張って欲しいと思います。B