バッテリー 1,2巻 あさのあつこ

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バッテリー〈2〉

バッテリー〈2〉

出版社/著者からの内容紹介
そうだ、本気になれよ。関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ。

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。

ええと、今度映画化もされるんかな? 児童文学作品ですが25歳の人(僕)が読んでもきっちりがっちり面白かった。小学校卒業して岡山の中学校に入学する天才的なピッチャー・巧がそこで自分の球を捕るキャッチャー・豪と出会い、成長していくストーリーになっております。2巻まで読んだけど、まだちゃんと試合するシーンはありまへん。そこが物足りないといえば物足りないかな。でもお話作りはさすがにうまく、天才投手が色んな人と出会って少しずつ変わっていく様子がありありとわかり、ナイスなジュブナイル小説ですなあという感じであります。まあ児童文学とジュブナイル小説って区分は違うかもしれないけども、面白い小説に区分は必要なのかしら。

しかしまあ才能あるピッチャーという人種は、数多くのフィクション作品に登場していますけども、そろいもそろって一癖二癖ある性格してるんですな。まあ自分の信念を通す、通したいという情熱の部分は他の職能あるキャラクター、例えばブラック・ジャックなんかにも大いに共通するし理解できるところですが。弟の青波(せいは)はさわやかでかわいげのあるキャラクターなので、今後の展開が楽しみ。おおきく振りかぶってファンも楽しめる物語ではないでしょうか。A-