涼宮ハルヒの退屈 谷川流 いとうのいぢ

涼宮ハルヒの退屈

涼宮ハルヒの退屈

先日京都テレビで初めて涼宮ハルヒの憂鬱を見た。なかなかとっつきやすいアニメで好印象。原作を持ってる人から借りたので読んでみる。今のところ8冊か。
全体的に読みやすい。ライトノベルだからかどうかはわからんけど、スイスイ読める。西尾維新なんかと比べても非常に読み進めやすい感触だった。涼宮さん朝比奈さん長門さん古泉くんキョンくんとその妹、キャラクターの類型も理解した。まだ1冊しか読んでいないし伏線っぽいのとか色々ありそうだったのでこういうのは全シリーズ読んでからでないと評価しにくい部分もあるのだが、とりあえずは面白かった。でもまだネットでの熱狂的な人気の要素までは理解できずです。ふうむ。キャラクターについては、ある程度の分量読まないと、ちょっと魅力を感じにくいかなあ。ハルヒみたいなやつには僕は対応も傍観もしにくいしなあ。長門さんも普通に考えたらとっつきにくすぎる。まあ学園日常モノというフォーマットは好きなので読んでいこうと思います。この巻は4話収録。

涼宮ハルヒの退屈
野球にものすごく都合よく勝つ話。ううむ、これ読んでこの作品世界ってほぼ何でもありなんだなあと思った。

笹の葉ラプソディ
あ、なんかSF的で面白かった。これも伏線感バリバリだ。

ミステリックサイン
観念世界的な何かを感じる。

孤島症候群
メタ探偵モノ。これ思いっきり長編にしても面白そうだなあ。

とりあえず単体としての印象はまずまず。B