フォーン・ブース DVD
- アーティスト: ラリー・コーエン ジョエル・シューマカー コリン・ファレル キーファー・サザーランド ラダ・ミッチェル フォレスト・ウィテカー 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 値段: ¥ 994
- はてな: asin:B000CBNWPW
ほんとに電話ボックスからほとんど出ることがなく80分強のストーリーが進んでいく。話で魅せる物語は、本当に面白い。謎の殺人者とのやりとりは、尋常ならざる緊迫感がある。巧妙な会話によって、警察・一般人からもどんどん追い詰められてしまうことになってしまう。このひりひりとしたどん詰まり状態は『カイジ』を彷彿とさせるものだ。カットとか、構図とか、カメラの動きがまた緊張感をそそるものになってて、画面からも目が離せません。終わりまで本当に釘付けになった。ラストのラストに納得いくかどうかは人次第だなと思うけども、僕はOKだった。アイデアと演技力は、セットの豪華さやCGやSFXに勝る。こういう類の映画がもっと増えてくれたら、嬉しいのになあとしみじみ思う。ジャンル的にも見ごたえ的にも、このレベルの映画って年に数本あるかないかだしなあ。ああ、ここしばらくでは、『24』とか『LOST』なんかがこの枠に入るのかな。しかし長すぎだよ。
去年は『バタフライ・エフェクト』今年は『セルラー』『インサイド・マン』がこういう緊張感のあるサスペンスとして優秀作だったが、この『フォーン・ブース』も挙げられるなあ。上記映画が面白かった人は絶対に楽しめると思います(この映画の公開自体はもっと前だったけど)。A