うつうつひでお日記 吾妻ひでお

出版社/著者からの内容紹介
吾妻ひでおが描く事件なし、波乱なし、妄想ありの日々の記録。
失踪日記』の吾妻ひでおが、仕事もせずに読書とうつとお笑い&格闘技番組に明け暮れた、どん底の2004年7月〜2005年2月までの日常を、淡々と綴ったプライベート日記。心にしみます!

日本人は平安の昔から、いやひょっとするとそれよりもっと昔から、人の日記が好きな民族なのかもしれない。というわけで、『失踪日記』に続く吾妻日記第2弾を読んでみた。『失踪日記』はアルコールで病んでいく日々がずっと流れていたので読むのも怖くて緊張感がある部分が多かったが、今回は比較的力の抜けた内容で(それでももちろん仕事とかは大変そうなんだけども)肩の力はうまく抜いて読めた。アイスと麺類食べまくりで、僕も両方好物なのでニコニコエヘエヘと読めた。あと吾妻さんが人のマンガのキャラを模写しているイラストもたくさん収録されていて、興味深かった。まさかこの作品で「ちぃ」が出てくるとは……! 人が何か食べてる日記とか、漫画家の日常に興味のある方にはぜひオススメです。B+