最近のアニメ・ドラえもんをめぐるあれこれ
ここ半年のアニメドラえもんをめぐる状況は、もうなんか色々もどかしいとしか言えないような気分である。現場の人も相当しんどいと思うんだよなあ。このところのアニメ・ドラえもんが色々と批判を受けるということは、ドラえもん製作の方向性を判断してる上の人が、多くの人にとっての「ドラえもん像」(あるいはアニメドラえもんのイデア?)と乖離してきているんだろうか。
僕は新しい試みっていうのは基本的に好意的に見て応援してるんですよ。あとはしばらくして結果を見て、次どうするか考える。時には自らの信じた道を行くしかないというときもあると思う。
サザエさんやちびまるこちゃんとの違いは何なのか。これはまあ、色々ありそうだなあ。
のび太たちのファッション変化については、現場の描く人大変そうだなあというのと、しずかちゃんのキャミソールはちょっと……(露出多いなあ)というぐらいで、あとは見守りたいと思う。ひもぐつとかはなあ、描くのけっこう大変そうだよ。
で、ファッション感覚のリアリティという点では「しずかちゃんとスネオはわりとおしゃれそうだけど、のび太とジャイアンはそうでもない」と思うんで、そのあたりの生活状況が反映されてればいいなあ。そうじゃないと「流行性ネコシャクシビールス」その他ファッションが絡むひみつ道具の面白みがかなり減るぞ。
でもサザエさんとかはファッションほとんど変わってないんだよねえ。視聴率というのは難しい。藤子作品のファッションはけっこう「流行はしてないけど誰もが同意できる」もの、まあ要するに普遍的なものが多かったんで、そういうの目指したほうがゴール近いんじゃないかしら。ジャイアンの「あの橙色に黒っぽいギザギザ」が入ったシャツなんて、あの「ドラえ本」で通販してたくらいだからねえ。
映画の声優の芸能人増加。これ、もっとジブリみたいにすごい話題性・意外性があればいっそOKなんだがなあ。次長課長と久本雅美では、やはりキムタクには負けるよなあ。キムタクに匹敵するのはさんまかダウンタウンくらいか? いやいや、いっそ武田鉄矢なら(ドラファンには馴染みもあり、意外性もあり、批判も少なそうで)いいんじゃないか? とか思ったり。放言ですけども。
なお、原則としては僕は芸能人が声やるのはプロの声優に対する侮辱だと思うので反対です。だって芸能人(素人)が色指定とか作画やるとかだったら、きっと監督怒るだろ? 起用すること自体が批判の対象になるんだよなあ。で、そこは割り切るとすると、少なくとも「いい結果」を収めるしかない。キムタクですら評価すごい割れてるけど、少なくともジブリの商売的にはOK、ということなんだろう。
OP曲変更は、僕は「ドラえもんといえばあの曲!」というのを定着させるためにも、今の曲のリミックス程度にしておくという選択肢もあったかな、という見解。いまだにドラえもんといえば多分「あんなこといいな♪」でしょう。新ドラがあれを打ち破るには、ひたすらにハグしちゃおでも良かったかもしれない。これはまあ次のOP曲がそれになるのかもしれないけども。
あとジャイアンの声優が18歳以上になったら、大人だけのオールナイトドラまたやってほしいなあ。
この記事に関連したサイト、記事
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はなバルーンblog 最近のわさドラに対する失望
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去年に引き続き、今年の魔界大冒険も非常に良かった。感想はまたいずれ書きたいところです。
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