藤子ファン狂気の祭典

以前から交流のある、はてなユーザであり藤子ファンであるところのid:koikesan(仮面次郎さん)のお誘いをうけ、25日にあった藤子不二雄ファンの集いに初めて参加させてもらった。向かったの京都駅先で消防隊が納涼コンサートをやっており、最後の2曲あたり聞くことが出来た。ゴリのペコリナイトを女性隊員のコスチュームとダンス付きで盛り上がっていた。欧米人のあんちゃんが写真とりまくってて笑った。

京都駅ビル内美術館「えき」でみんなのドラえもん展(26日まで)をみんなで鑑賞。傑作「ドラえもんだらけ」の原画をはじめとする、ドラえもん傑作エピソードの数々を原画で見ることが出来て感動した。一部レプリカもあったものの、F先生がみなぎっていた頃の筆使いっていいなーやっぱりと思ったのであった。当然のごとく道具単位、コマ単位、果てはアシスタントやスタッフの力量単位で話すことが出来る猛者がそこらじゅうにうろうろしておられるので、裏話や雑談も弾む。あそこに爆弾が落ちてたら、全世界の藤子不二雄研究は50年遅れるんじゃないかと思うところである。色々な方にお会いできて嬉しきこと限りなし。仮面次郎さんに色々な方に紹介していただき、感謝しまくりです。

ネットで話題になった「ドラえもん最終回」同人誌の話なども少々。少なくとも藤子ビトの間では、「愛情を持って描いていることはよくわかる」という評価なんじゃないかなあというところ。問題が大きくなったのは、商業上の利益の大きさと、本当の最終回と混同する人が増えたことによるものであったのだろう。むしろあれだ、展覧会終盤に、色んなデザイナーがドラえもんをコンセプトに製作した色々なアートがあったんだけど、「何がしたいのかわからない」「単純に下手でしょこの絵」などあっちのほうが不評だったのは面白かった。わかるわー。

お土産的にポストカード数枚買って会場を出る。「ドラえもんだらけ」のクリアファイル、欲しかったが完売で買えず。しかしあれ完売って凄いなおい。あと限定商品ではないけど「わかってる絵柄」が多数収録されているシールブック「ドラはるくん」も置いてあった。あれはおすすめ。

その後改めて軽く自己紹介し、コロコロコミック30周年特集をやっている京都国際マンガミュージアムに地下鉄で移動。あーこの自己紹介の緊張具合は本当に久しぶりだ。参加者の方が持ってきてくださったドラ焼き食べて移動。ミュージアムについて、うろうろしながらなつかしのあれこれを楽しむ。だいたいビックリマンからミニ四駆バーコードバトラーあたりが僕の世代だなあ。最新号あたりは全然わからんのだけど、キヨハラくんはあったなあ、ははは。しばらく館内に滞在し、いい時間になったので皆で退館。その後飲み会が大阪であったが、私用につき烏丸御池駅で一人お別れをする。ありがとうございました。

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藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記 - 関西旅行記(その1)「みんなのドラえもん展
http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20070828