ハチの子リサちゃん(1冊完結) 伊藤利理佐

伊藤理佐は長野の山奥から上京してマンガ家になったんだー、ということが冒頭で明かされ、伊藤理佐本人についてほとんど知識のない僕は軽く驚いた。まあ、作品にあまりルーツが反映されてない印象が強かったので、まあ大都会出身だとしても「へえー」と軽く驚いたことであろう。シャーペンの芯がなくなったらどうするのか分からなくて聞いたとかなかなか凄い。うずまきパン(菓子パン)につられて書いた作文が県代表に入選したというエピソードも凄い。創作的才能っていうのはこういうところに現れるのだろうか、どうなんだろうか。ゆるくしばらくの時間田舎、山奥ライフ描写を楽しめる1冊。B+