スウィーニートッド DVD ジョニー・デップ
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組) | |
ジョニー・デップ, ヘレナ・ボナム=カーター, アラン・リックマン, ティモシー・スポール, ティム・バートン ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-06-11 売り上げランキング : 1004 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
内容紹介
世界が待っていた、ジョニー・デップ×ティム・バートン監督コンビ最新作!いらっしゃいませ。そして、永遠にさようなら。
舞台は19世紀の英国ロンドン。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに再開した理髪店、そこで腕を振るうのは、殺人理髪師スウィーニー・トッド。胸には復讐、目には狂気、そして手にはカミソリを――。
そんなトッドの共犯者となるのはトッドに思いを寄せる、売れないパイ屋の女主人。2階の床屋へ入ったお客は、好むと好まざるとにかかわらず、階下のパイ屋へ行く仕組み。やがて煙が立ち昇り、この世のものとは思えない美味しいパイが焼きあがる……!
ASIN:B0016OTUMI
凄い復讐のストーリーだった。丁寧に研磨したカミソリは、驚異の切れ味。誰もハッピーになれない物語だったんだけど、ああもスパスパ切れるとある意味爽快である。プッチュンプッチュンと喉が切れる。必殺仕事人である。はじめのほうに出てくる理容師と丁稚の少年が歌では一番うまいかな。まあジョニーデップも味があって良かった。神秘的かつ退廃的なイギリスの雰囲気、モノトーン的な色調は、首スパスパシーンの血しぶきのえぐさを緩和する効果もあったと思う。伏線の張り方とかどんでん返しはまあ、それほど驚愕というわけでもなかったけども、うまく作ってあったと思う。夢を、未来を語るシーンはカラフルに、過去の幸せな時間を描くシーンもカラフルになって、現実に戻ると途端に暗くじっとりとした色調になる。復讐は人を強く恐ろしくさせるが、結末も含め、復讐を達成したところでその人は決して幸せにはなれない、という教訓もあるよなあ、これは。B