2009年 - mangalog’s blog

いやあ、積み残しの多い1年になってしまいました。来年も楽しんで更新しよう。
では2009年度総括、インパクト大賞！　ほとんどの作品は当ブログでレビューしております。

マンガ

まずはトップ3。
末次復帰作「ちはやふる」が素晴らしい作品で快進撃を継続中。最新刊の7巻もめちゃくちゃ面白かった！　以降引き続き期待。新との再会のシーンで詠まれた「めぐりあひて」で鳥肌が立った。来年も痺れるようなかるたマンガを楽しみにしています。

ちはやふる 7 (Be・Loveコミックス)

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日本橋ヨヲコの「少女ファイト」も大変アツイ！　この作品、全ての登場人物に背景となるドラマがあって、重層的に物語が構築されている。みんなが一生懸命、自分に欠けているピースを手に入れていって、幸せになる。最新刊6巻では、「G戦場ヘヴンズドア」のあの人たちが再登場！　ああ、日本橋ワールドはとてもカッコイイ。毎回心が震える。そして燃える。

少女ファイト 6 (イブニングKCDX)

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あだち充「クロスゲーム」久々に「いい感じ」のあだち作品だなという印象で詠んでたら、マンガ賞も受賞してめでたい限り。喪失した人間を巡る因果と、秘めた恋心。いやータイトルが絶妙ですこの作品。あだち充の絶妙な演出が冴えまくる1作。長きにわたってサンデーを支える看板作家の真骨頂！

クロスゲーム 16 (少年サンデーコミックス)

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上位3作品はこんな感じかなあ。他は以下の通り。

深夜食堂

絵で魅せているわけではないのに美味しそうな「深夜食堂」、これも良かったねえー。深夜に飯が食いたくなる！

のだめカンタービレ完結

映画化もあり、アニメ化もまっている名作。ヨーロッパ編もうまく最後まで手堅く描ききったなあ。来年もう1冊出るのか？

3月のライオン

棋士の世界を羽海野さんが描くっていうのはどういうことかっていうと、こういうことなんだな。最新3巻は男の意地の激突が色々あり、各キャラクターがグングン動き出す。

かぶく者

静と動の迫力。キメ絵の迫力と佇まいに震える。もっと詠みたい歌舞伎漫画。

聖☆お兄さん

日本らしいなーという感じがする宗教ギャグマンガ。こういうキャラの立て方があったか！　と。ブッダとキリストという、世界トップクラスで有名なキャラクターをギャグマンガで動かすとこうなるというお手本のような作品。楽しい。

アオイホノオ

島本和彦的まんが道。80年代大阪を舞台にした、漫画家を目指す男の大学生活！　ほとばしる熱気が80年代という時代性と密着して、島本の沸騰するエネルギーとマッチしている。

アオイホノオ 3 (少年サンデーコミックススペシャル)

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ビアティチュード

やまだないと的まんが道。とにかく続きが読みたいんだけど連載ペースがめちゃくちゃゆっくりなので刊行が遅いんだ！　トキワ荘の漫画家たち。現代のマンガ家はみんな彼らの背中や影を見て育った。

ビアティチュードBEATITUDE 1 (モーニングKC)

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ワンピース

エース救出編は空前の盛り上がり。どのキャラクターもイキイキと動き回る！　56巻にして最高初版発行部数というのは史上初。この連載と映画の総指揮をつとめた尾田さんは偉すぎる。身体壊さないように、どうかこの大きな大きな物語を完結させてください。

ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)

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お茶にごす。

こちらもきれいに完結。それほど長い連載ではなかったけれど、今日から俺は！からここまでくるというのはなんだかしみじみとした気持ちになります。良かったよ。

お笑い（テレビバラエティ）

M-1グランプリ

今年もドラマがあった、生まれた。パンクブーブーの優勝、100点満点男の誕生、前年度チャンピオンの果敢な挑戦。個人的には南海キャンディーズが三度この場所で戦った事が嬉しい。俺は山ちゃんが好きだ！

M-1グランプリ2008完全版ストリートから涙の全国制覇!! [DVD]

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お試しかっ！　帰れま10

企画とキャスト配置によってかなり打率にばらつきはあるけれど、今年は帰れま10企画が大ブレイク。小杉がバラエティのエンジンをフル回転させてブレイクしつつあるきっかけになったのはこれでしょう。小杉は去年からガキ使などで瞬発力、反射神経はかなり魅せていたんですが、帰れま10で背骨と筋肉の強さを一気に披露出来た。ヒ〜ハ〜は2009年小杉を代表する名台詞。関西ではひらパー兄さんとしてテーマパークにも君臨しておられる。吉田とのコンビワークも随所で発揮出来てきているので来年も大いに楽しみ。

アメトーク！＆ロンドンハーツ

名作珍作が数多く生まれたアメトーク。こちらも小杉、山崎に乗っかった企画があった。他「じゃないほう芸人」「人見知り芸人」「中学のときにイケてない芸人」などヒット企画多数。芸人のプレゼン能力が問われるシビアさがある一方、ひょんなことから大きなインパクトを残せる番組フォーマットでもある。ロンドンハーツはドッキリとベスト10企画が高いアベレージ。ブラマヨ、有吉、山崎はこっちでも大活躍。