トイ・ストーリー3 3D吹き替え版
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暑くてなかなか更新できません! ははは。
今年はアリエッティと本作を鑑賞できました。
ベストキッド、インセプション、特攻野郎Aチームもなかなか素敵そうな作品なので劇場鑑賞したいんだけど、さてどうなるか。
トイ・ストーリー3、ミント神戸で鑑賞。週末の午後、客の入りは80-90パーセント。アリエッティのときはビールを飲みながら鑑賞したんだけど、これはちょっと逆に童心に帰ってみようということで、コーラとキャラメルポップコーン、他お菓子少々買って鑑賞。なんとなくテンションがあがります。
トイ・ストーリー3 - Wikipedia
第1作目から10年後。おもちゃ達の持ち主であるアンディは17歳になっていて、おもちゃと遊ぶことからは卒業している。そして、もうすぐ大学に進学しようとしている。アンディは引っ越しに際して、長年のお気に入りだったカウボーイ人形のウッディだけを持っていき、アクション人形のバズをはじめとする他のおもちゃたちを屋根裏にしまうことを決めた。
トイ・ストーリー3 オフィシャルガイドブック | |
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冒頭、箱に入れられっぱなしのオモチャ達が、何とかして遊んでもらいたいという一心で作戦を実行するところからスタート。年月の経過をひしひしと思い知らされる展開。嗚呼〜なんともこの時点で心がしんみりとなってくる。
吹き替え版で観たんだけど、唐沢寿明はうまいことハマってるなー。ウッディから唐沢が透けて見える時もなきにしもあらずだけど、映画の終盤では、もうウッディの外見が唐沢に似てるような気になってきた。とはいえ、字幕版ではトム・ハンクスなど名優が声をアテているので、そっちも大変興味深い。また、これは必ずしも3Dじゃなくてもいいかな? という印象。3Dだとどうしても画面が少し暗くなるので、基本的に明るい世界の本作の画面構成とは、ちょっとズレがあったかも。所ジョージももはや違和感特になし。
捨てられそうになるオモチャの運命、というシリアスなプロットを軸に、ギャグシーンも多々入っていてコメディ要素もハイクオリティ。ジェーンとケンのラブコメは爆笑したし、オモチャの行動のちょっとしたギミックがとても冴えていた。バズのスペイン語バージョンなど、劇場で観客の笑い声が多かった作品。
オモチャに限らず、人間の大人だって、対人関係において時に飽きられたり(恋愛など)、またあるいは会社で役に立たなければクビという「自分の居場所」がなくなってしまう。元の居場所に固執しようとしても、どうにもならない運命がある。屋根裏部屋で過ごすだけのオモチャ生活よりも、新しい居場所でこそ、幸せになれることもある。そこで自分が自分であるためには、仲間がいてくれれば! このあたりを丹念に描いたピクサーのシナリオは凄すぎる。
子供から大人まで、心の底から楽しめるアニメでした。大人に至っては、楽しめるだけじゃない、励まされたりもする物語。A+