静かなるドン 85巻 新田たつお
静かなるドン 85 (85) (マンサンコミックス) (マンサンコミックス)
- アーティスト: 新田 たつお 実業之日本社
- 値段: ¥ 560
- はてな: asin:4408171026
刀語 第10話 西尾維新
リアル 5,6,7巻 井上雄彦
- アーティスト: 井上 雄彦 集英社
- 値段: ¥ 620
- はてな: asin:4088773527
多くの登場人物が大きな個性を持って、彼らは彼ら自身の人生に向き合い、あるいは目を背け、あるいは戦う。身体の一部が一生動かなくなる。その事実をどう、いかに向き合うか、描くか。主人公は一応これは車イスバスケで活躍していくであろう戸川君だが、個人的には彼の周囲のキャラクターに強く感情移入してしまう。もちろん戸川君も過去編で父親との関係や陸上との出会い・別れなど相当深くエピソードとして描かれていたわけだけども、うーん、何で僕は周囲のほうに目が向くんだろうかな。
戸川君は虎さんという人物と出会って車イスバスケの道に進むきっかけを得て、そこに目標を見出した。そういう幸運な出会いっていうのは、ほんとに運というか、運命というか、偶然なんだけども、虎さんと出会わなかった第二、第三の戸川君、というのを想像すると、何とも言えない心境になってしまう。
戸川君のように、男前の顔面を持ちバスケットという道を見つけて、日本代表(候補か)に選ばれるというレベルの才能(と努力ができる思考)があるのとそうじゃないのとでは、色々違うのかなと思ったり。まあそれは障害のあるなしに関係ない話でもあるけども。作者がこれからこの物語の魅力あるキャラクター達に、いかなる人生を思い、これから描いていくのか。定点観測的にこれからも読みたい。B+
- アーティスト: 井上 雄彦 集英社
- 値段: ¥ 620
- はてな: asin:4088771737
- アーティスト: 井上 雄彦 集英社
- 値段: ¥ 620
- はてな: asin:4088768825
R-1ぐらんぷり2008 決勝戦
記号は個人的予想
あべこうじ(吉本興業 東京) △
芋洗坂係長(トリガープロモーション) -
COWCOW山田よし(吉本興業 東京) -
世界のナベアツ(吉本興業 東京) ◎
土肥ポン太(吉本興業 大阪) ○
鳥居みゆき(サンミュージックプロダクション) ▼
中山功太(吉本興業 大阪) ▲
なだぎ武(ザ・プラン9)(吉本興業 大阪) ○
最後に残るメンバー的には妥当な結果になっている気がする。世界のナベアツは3の倍数のすごいバージョンとかなのか、あるいは音楽ネタなのか。あべこうじってエンタで初めて見かけたときよりもかなり技術が上がってるので2年前くらいからけっこう好感を持って期待している。昔のR-1で披露した、スパイラルする天丼ネタ漫談はムチャクチャ面白かったんだよなあ。鳥居みゆきって凄いと思うし言葉のチョイスのセンスが大変優れていると思うんだけど、個人的に芸風が見てて疲れてしまう。今のバラエティ業界って「面白い芸人」より「楽しい芸人」のほうがテレビ受けする風潮があるけども、こういう大きなグランプリでは果たしてどう評価されるのか気になるところではある。土肥ポン太はオールザッツのカメラマンネタがホントに凄くよかった。中山功太は「対義語」ネタのようでこういうのってドカドカ受けるタイプとはちょっと違うような気もするが、どうなるだろうか。予想は書いたけど上位3人はあまり差がつけられない。
R-1ぐらんぷり2007 | |
なだぎ武 徳井義実 バカリズム R and C Ltd. 2007-07-25 売り上げランキング : 9690 Amazonで詳しく見るby G-Tools |