新世紀の美徳 ヴァーチャス・リアリティ 宮崎哲弥

平易な文体で時事問題から思想まで幅広く扱っている1冊。この人の知識量はめっちゃくちゃすごいなあと思う。徹底した死生観には好感を持った(自分の中に導入できるか出来ないかは別にして)。惜しむらくはこの人世間に対するパフォーマンス能力があまりない。ので宮台真司や小林よりのりよりも知名度の点で劣っているのではないだろうか。とりあえず面白いので一読する価値はあるなあという感想。B