ハンニバル戦記 ローマ人の物語Ⅱ 塩野七生

ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)

Ⅰを読んでからⅡを読み終えるまでにかなりの時間を費やしてしまった。忙しくて読めなかったのです。僕は高校の頃世界史が好きで、このあたりの時代は特に好きだったのでこのローマシリーズを読んでいる次第なのですが、さて今回はポエニ戦争がメイン。ハンニバルスキピオという両雄の英傑ぶりは本当にすごい。死んだ年が同じだったというのもこの本を読んではじめて知った。いつもながら作者の文章は平易で読みやすくなおかつ必要十分に書かれているのでグイグイ読めた。ハンニバル好きの僕にはたまらない。A
ハンニバルにキーワードラインが入ってますがこれがさしているハンニバルとは違うものです。このハンニバル戦記のハンニバルは、象を率いてピレネー山脈を通り、イタリアと16年間闘いつづけた武将のことです。