週刊少年ジャンプ36号
今週も面白かったー。
スティール・ボール・ラン
爪が回転する、というそのイマジネーションがすごい。そしてその描写もそのまんまですごい。画力と想像力に脱帽。スタンドの概念も出てきたし、いよいよジョジョワールドになってきたなあ。楽しみ！
REBORN！
なんか絵柄がギチギチしてきたというか、この作者の絵は前からそんな感じなんだけど、妙に硬質だ。しかし硬質といっても谷口ジローっぽいというわけでもなく、あまりリボーンの絵には魅力を感じないなあというのが正直なところ。リボーンのキャラ、性格がまだかなりブラックボックスになってるのに、そのブラックボックスの使い方がうまくないんじゃないかと思う次第です。微妙。
NARUTO
サスケの回想シーン長かったなあ。ひっぱったなあ。そしてそこに帰着するか、というのは非常にマンガ的展開として完成度高くていいと思う。さて、バトルはどうなるかな。
DEATH NOTE
急展開かつR指定ギリギリじゃね？ というくらいすごい。なんか、マンガの中のツール、アイテムなどをものすごく贅沢に使った作品だと思う。前に出てきたFBIの刑事や、その婚約者にしても、ものすごくあっさりと殺されたわけだし、このあたりがすごく贅沢だと思う。そうすることによって1話1話の厚みがものすごく増しているというのがすごいよなあ。原作者たいしたもんだよなあ。でもこれ数巻で終わるにはあまりにもったいない内容のマンガだと思うので、贅沢ながらも、もっと読みたい！ と思ってしまいます。読者にそう思わせたならこりゃもう巻完全に漫画家の勝ちですな。まいった！
ワンピース
尾田先生もまた「マンガがすげーうまい」作家だなあ。ウソップがこの後ルフィをボコボコにして、ゴーイング・メリー号とともに去っていく。そしてルフィ達は船大工を迎え、新たな船と共にまた航海に乗り出す……のだろうか？ ジャンプ的バトルインフレによって犠牲となってしまってるなあ、ウソップは。しかし一般人たる読者のほとんどはまあ普通に運動能力的にはウソップ程度なわけで、そういうキャラが超人みたいなキャラの中に一人いる、ということはそれはそれでとても大事なことでいいことだとも思うんだがなあ。
ボボボーボボ・ボーボボ
今週も素晴らしいです。てかハンターなりミスフルなりが休載するならば、ボーボボも何週間か休んでもいいよほんと、と心配になってしまう。頑張れ。潰れないで。
ぷーやん
こりゃーなーいまいちだなあ……。ちょっと迷走状態じゃないかとも感じる。絵柄がこぎれいなだけでは漫画的魅力はまだ生じないという、わりと典型的な例かもしれない。燃えないよ……。乳ネタも中途半端だしなあ。
D.Grey-man
これ、しばらく面白かったんだけど最近なんか急展開してるような感じ。絵はまずまずうまいのになあ。やっぱりマンガにおいてストーリーって、分かりやすさとかそういう面でもすごく大事になってくるんだなあ。「今このマンガがどうなってるか」ということが説明しにくいというか。
アイシールド21
勝ったー！ わーい！ アイシールドの登場シーンといい、必殺のタッチダウンといい、ハァハァトリオの頑張りといい、完成度高いなあこれも。それでいて絵もうまいし。ジャンプの底力というか、安定した地力を見せ付けられた思いだ。そしてその一方で、ひどいマンガもあるわけだが……（そこがまたジャンプのすごさかもしれん）。
BLEACH
刀がいっぱい出てくるシーンというのは、マトリックス1のアレっぽいですね。マンガで描いてもやっぱりイイ感じだ。
テニスの王子様
だから1回くらい負けたほうがいいってほんとに、王子さまよお。孫悟空だって、キン肉マンだって、無敗じゃないんだよ。そういう点で、ヒーローたる主人公の成長のための敗北というのは絶対アリなんだって、と思う。なのに負ける気配なくなってきた……。なんやねんもう。どんどん共感要素がなくなっていくマンガだ……。
銀魂
渋いなあ。まだ中堅というほどのキャリアもないだろうに、なぜこんなに渋く手堅く面白いのだろう。感嘆する。
未確認少年ゲドー
うう、悲しいほどに……ひきつけられる要素がない。俺が対象年齢には入ってないだろうなということはわかるけど、うーん。ありきたりすぎる、絵が飽きてる、そういうものが原因なのかなあ。ぬ〜べ〜の全盛期は、けっこう面白かったのになあ。
いちご100パーセント
根本的に、東城も東城だし真中も真中だよな、ということに尽きるなあ。まあ「好きになっちゃったよぉぉ」のセリフにまた俺はやられたわけだが。うまいことセリフ作るなあ、もう！
こち亀
日暮さんネタは手堅いなあ。手堅いけど段々面白くなくなってる気がする……。
シャーマンキング
なんか、絵メインで見てしまってるのでストーリーのあらすじがあんまりわからない僕なんだけど、どうなんだろう。
ピューと吹く！ジャガー
暴発ネタ？ 逆ギレギャグ描かせたら、うすた先生はマジ面白いなあ。これも非常に手堅く面白い。
