例によっていつも通り面白かった。5巻ではけっこうギャグテイストが強くなっていたような印象があったが、6巻ではまたちゃんとお話も進行する勢いが強まっていてナイス。早くはぐちゃんにストレートに告白すればいいのに、と思う私はやはり年とったのかなぁ……。ただ、それもうまくできない状況ではあるよなというのは、それはそれでわかります。物語の中で登場人物たちは成長はしているけども、まだ実際の年齢に彼らの精神年齢が追いついてないような気がする。そういうことはマンガである以上仕方がないことかもしれないけど（例えば
ドラゴンボールにおいて、キャラの精神的な成長を強く期待するのはちょっと筋違いだ）、少女漫画でありキャラの内面が大事な要素である物語ならば、もうちょっとごりごりとキャラを精神的に成長させてもいいと思った。面白い漫画で超期待しまくるがゆえに出てくる感想でした。いや、そのキャラの成長場面を具体的に描いているからこそ、ゆっくりでもわかるんだけどね、このマンガの場合。自分探しをした竹本は、今後どう出るのか。続きも楽しみだ。A-
