プラネテス DVD 3巻

プラネテス 3 [DVD]

プラネテス 3 [DVD]

収録作品は
Phase6 「月のムササビ」
Phase7 「地球外少女」
Phase8 「拠るべき場所」
の三本。6は軽いギャグを満載しながらも、お話としてはきっちり作りこんであって完成度が高い。ニンジャて! とツッコミつつも楽しく鑑賞できる。重力6分の1のもとでのパラシュート降下、しかし皆病院送りというのはハチマキも骨折して病院に行くというわけで、次のエピソードに繋がっているわけだ。いやあ、消化がうまいですなあ。ハチマキのお見合いネタも面白かった。
7はハチマキとノノの出会い、別れと宇宙白血病になった飛行士の死を描いている。タナベがハチマキとノノを見て、ノノのことをハチマキの彼女だと思ってしまうシーンがあってなんかいい感じでプチ胸キュンでもある。月を海に見立てたシーンは素晴らしかった。
8は「フィーの出世」が軸になって、周囲のスタッフがフィーに安心して出世してもらうべくめっちゃ頑張る(このあたり、ドラえもん6巻の最終話ののび太の頑張りを彷彿とさせますよね。燃える。)という展開。しかしフィーも協力して無事にデブリ回収成功。対象となったデブリの構造とフィーを出世させようとした上司(昔の仲間)の人物像がマッチしててうまいこと出来てるなーと思った。安心してとても楽しめる作品だなあ。B+