音楽誌が書かないJポップ批評 (22) 別冊宝島
音楽誌が書かないJポップ批評 (22) (別冊宝島 (724))
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2003/01
- メディア: ムック
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僕は音楽に関しては表面上のミーハー的立ち位置でしかないのだけど、それゆえにその立ち位置から読んでもやっぱりこのシリーズはなかなか面白いと思う。書き手がたくさんいてそれぞれがアーティストに対して思い入れがあるのがわかるし、Jポップの歴史の中での当該アーティストの位置付けなどがわかって楽しめた。
ユニコーンと奥田民生に関しては、僕はCDを数枚持っているだけなんだけど、その数枚は愛着があってよく聴いている。耳に残るメロディーと非常に手慣れた感のある歌詞、そして奥田の妙なおじいちゃん(あるいはおっさん)感が好きな理由なんだろうかなー。ユニコーンの解散に関してはほとんど覚えていないというかその当時は全くファンでもなんでもなかったんだけど、今そのくだりを読むとなるほどというか新鮮というか、そういう気持ちになった。
ページ数は130ページくらいなのだけど、文字がギッシリで活字好きな人も長時間楽しめる仕様となっているようです。サービスいいね。B+