トイレの穴 夏目房之介編

トイレの穴 (福武文庫)

トイレの穴 (福武文庫)

夏目氏が様々な作家による「トイレの話」要するに「便器および糞尿関係の話」を集めて編纂した本。トイレエッセイの玉座にあるような本だと思う。94年に発刊された本だが、載せられている作家はゴージャスである。南伸坊景山民夫群ようこ谷崎潤一郎荒俣宏水木しげる東海林さだお植村直己柴門ふみ下川裕治夏目房之介など非常に多岐に渡りかつ豪勢である。こういう本こそトイレで読むに最強……かもしれない。軽めのトイレにまつわるエッセイ集ですね。アンソロジー。面白かったのは幾つもあるけど、印象深かったのは植村直己の「犬に糞を食べられる話」とか森下典子の「全国巨大ウンコの話」とかだった。B