私は嘘が嫌いだ 糸井重里

糸井重里による本当みたいな嘘みたいな話(エッセイ)。24話収録されており、アホみたいな話、おかしな話などがたくさんある。なんちゅーか「はぐらかし」の技術が異様に凄いというか。冗談の名人によるホラ話のような感覚で翻弄されます。全部で260ページくらいなので軽く読めるし電車内暇つぶし本のような用途に最適かも。美食家(珍味食家)がその食の追及のために、マンボウをいじめる話があって、マンボウをいじめるという概念がなかなか斬新で印象深かった。B