ハチミツとクローバー 7巻 羽海野チカ
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: ペーパーバック
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竹本が旅先であの修理工集団と出会うのは6巻まででは全く予想できなかった。ご都合主義的展開ではあるけれど、全く不快ではない。工芸関係の手に技術ある人の世界、というのは独特だなあ。竹本とはぐちゃんの成長は、ゆっくりではあるが確実に見られる。作者は全登場人物が愛しいんだろうなという雰囲気が伝わるし、描き手のそういう心というのはすごく好きなので、これからも読みつづけていきたい。山田さんの幸せを祈る! まあでも山田さんに関しては、状況だけ見るとさして「不幸」ではないよなあ。「つらい」だろうけどもわりと自分の主体的選択の結果な気がするので。経済的にも貧窮しているわけではないし、せいぜい恋愛関係でのつらさだしなあ。や、せいぜいというのは軽んじてるわけではないけど、生活苦とかに比べるとゆとりのある悩みだしさ。
6巻までの「職もなく、この先どうしよう」という不安や辛さを持っていたのは、間違いなく竹本だったしな……。竹本も頑張れ。切なさ爆発。A−
http://d.hatena.ne.jp/king-show-chan/20050325#p1
↑luminessence@筋少ちゃんdiaryを読んでびっくり。
えー! 作者は筋少ファンだったのか! いいなあ何か凄く親近感沸いてきた! オタク的素養があることについてはこれまでの巻末の色んなエピソードを読んでいたらわかるけど、音楽方面でも濃いなあ。いやいや、素敵な情報だああ。