パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
娯楽映画が観たい! と思ってコレを観ると間違いなくアタリでありましょう。しかし前作の予習もしくは復習はある程度必要な気もする。というのは、舞台や登場人物の行動が、前作の経験を前提として作られているので、前作を知っていたほうがより楽しめるということであります。来年に続編も公開予定で(ラストが明らかに続編アリなラストだった)、もううまいこと持って行くなあという気分。
ジョニー・デップオーランド・ブルームキーラ・ナイトレイの三枚看板で絵的にもバッチリ決まってるし、敵役のデイヴィ・ジョーンズも海賊的に非常に気持ち悪くてナイスです。ヒゲがタコの触手とか、非常に気持ち悪くていいですな。オーランド・ブルームもヒゲが生えて前よりも「戦う若者」感があって良かったです。終盤彼にとってアリャリャリャーというシーンを目撃してしまうんですが、次回作でどう決着を付けるんだろうかと気になります。ジョニー・デップのフラフラ感は前作よりもちょっと減ってましたが、その分動きまくるデップを観ることができます。この人概ね逃げるシーンが多いなあ。わはは。
音楽はかなり前作の曲を使っているようで(リミックスはあるかもしれませんけども)、聞き馴染んだあのテーマ曲が流れまくり。ホントこの曲はこの映画に合うなあ。あと今回は小ネタが多く、笑いどころが多々あった。追いかけてくる敵から逃げまくるシーンでは、隣に座ってたほかの観客もものすごクスクス笑ってたし。客が笑うのをみたのは、「ハウルの動く城」でお城の怪談を2人のばあさんが上るシーン以来だなあ。
というわけでこれもDVDになったら是非もう一度観たいなと思いました。オススメ。B+

予習必須かもしれない前作はこちら。随分と安くなっている。