超人への道を行く作者のエッセイ集。けっこう自虐的なところあるなあーと思いつつ読了。なんだかんだいって商業ベースで本を売って自活しているというの
はえらいと思うしその意味では全然ダメ人間ではないよなこの人。対人コミュニケーション能力がちょっと人より低い程度のものだと思うのだが、その能力が現代の社会では多く求められる世の中になってしまっているところが苦しむところか。悩ましい。
脳内彼女のレイちゃんの描写がわりと生々しくていい感じだった。終盤のお別れのようなシーンは切なくなってしまったし。「こんなエッセイ、見たことない!」という
インパクトはあり。今度ネガティブ・ハッピー・チェーンソーも読もう。B