刀語 第二話 斬刀・鈍 西尾維新

刀語 第二話 斬刀・鈍

刀語 第二話 斬刀・鈍

出版社/著者からの内容紹介
西尾維新×竹が放つ、居合vs無刀
待ってました!の時代活劇絵巻!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第2弾!
西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!!

わりかしサクーっと読めて読了。まあまあ面白いけど、先日読んだ「りすか」シリーズのほうが僕は断然好きだ。「刀語」シリーズは年12冊毎月刊行という特殊なシリーズだけど、僕としては3ヶ月に1冊まとめて発売するくらいでちょうどいいボリュームなんじゃないかと思った。お値段もこれで1000円超えるというのはちょっと……(全部買ったら1万円をゆうに超える)。戯言シリーズでは1ページが上下2段組みで字数が多かったけど、このシリーズはそういうこともなく、すぐに読み終える。言葉に言葉を積んで圧倒するのが西尾作品の大きな魅力だと思っているので、正直物足りない。「西尾商品」としては納得だけど「西尾作品」としては不満が残った。

七花ととがめのやりとりは相変わらず面白い。西尾維新の会話のうまさはやはり絶品だ。B