微刀・釵(かんざし)。からくり武者タイプの刀とは、もはやある意味何でもありか。奇策士とがめのライバルである否定姫はもしや○○から来た人間なのでは? と思わせるセリフもあり、物語も中盤終了、次巻より後半戦に。伏線もほどよくちりばめられ、あっさりしているものの全体としてはまずまずバランスのいいボリュームに感じた。とがめと七花、とがめと否定姫の会話のやりとりは読んでいて大変楽しい。相変わらず
西尾維新は会話文描写がうまい。七花の様々な「人間的変化」もあと4冊、どうなってゆくのだろうかと期待させるものだったし、とがめとのイチャつきぶりも良い。西尾作品で一番素直なイチャつきぶりではないだろうか。バトルの決着は、なんだか
ドラえもんに出てきそうな理科的知識オチ。B
刀語 - Wikipedia
アイテム、人物チェック用参照。