もはやジャンプのメインターゲット層では無くなった男の読む雑誌の記
最近はモーニングと漫画アクションが非常に充実していると思う。面白く感じるものがほんとに多い。ジャンプは専ら弟が買っているのだけど、もうこっちに乗り換えてもいいかもしれんとすら思う。なんていうか、ジャンプはわりとジャンプのまま面白い、とは思うけど、自分自身が、生活習慣とか生活スタイル、大まかな好みなんかがジャンプのメインターゲット層からはもう随分離れたところにいるのかなと思うところで。小学生中学生には高い確率でうける作りにはなってると思うんだけどね。それ以上の年齢とかの人は去年創刊されたジャンプSQ読めばいいんじゃない? という選択肢になりそう。
とりあえず今の連載で個人的にちょっと読み続けるのがしんどいのはD.Gray-man、ぼくのわたしの勇者学、PSYREN、REBORN!、魔法律相談事務所、私立ポセイドン学園高等部、MUDDYの7作品。……書いててびっくりしたけど7作品もあるのか。読めるけどちょっとしんどいのがNARUTO、エム×ゼロ、K.O.SENの3本。合わせて10本もあるか……。だいたい23本前後掲載されてて平均10本しんどいというのはきついですわな。テニスの王子様は意外といけるんですよね。コマが極端にでかいので秒単位でふわふわと味わって終わるという。これ、真面目に人にあらすじと展開を説明すると爆笑されるマンガってそうそうないよ。
モーニングはバガボンド、チェーザレ、かぶく者、きのう何食べた?、働きマン、へうげもの、ジパング、特上カバチ、誰も寝てはならぬ、島耕作あたり手堅く非常に面白い。姉妹雑誌となるイブニングも少女ファイト、カバチタレなどある。アクションはアクションで鈴木先生、新・幸せの時間、レモンハート、極道めし、駅弁ひとり旅、うちの妻ってどうでしょう?など力作ぞろい。今年は20代以上にはモーニングと漫画アクションを推す! 週刊漫画ゴラクも部分的にはマッチして面白いんだけど、まだ全体として燃えるような面白さは無いところが惜しい。喰いしん坊、SとM、ミナミの帝王は確実にオススメなのだけど。他の作品の雰囲気としても、ジャンプに感じる「しんどさ」みたいなのは個人的には今のところほとんどない。まあ長期連載作品が多いから、途中から参入するのはそれなりのハードルだけども、それはどの雑誌でも同じだしな。おっさん化してきてるなあと感じるとともに、ジャンプ黄金時代から随分遠くに来たなあという気がする。
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