週刊少年ジャンプ 2008年 27号

ざくざくと読んだ。

NARUTOがちょっとストーリーのわからなくなってしまった。あの指紋みたいな顔の忍者がなんかずっと喋っていて過去の因縁がどうたらこうたらで。実はサスケの兄はいいやつだった。銀魂、バトルマンガ編よりは短編のほうが好きなんだがなあ。バトルと言えば残念なことにブリーチも最近いまいちよくわからない。超・長期連載はしばしば全体を俯瞰することが非常に難しくなってしまうな。しまぶー新連載トリコ、なかなか面白い。この人の場合、漫画の面白さとは別の問題で失脚したのであって、マンガ自体の出来不出来とか関係ない原因だったからなあ。肉の描き方、食べ方が好きだ。ワンピース、アイシールド21、相変わらず達者。しかしハンターハンターが無いと、雑誌全体の緊張感とドキドキ感が全く違う。とらぶる、前作のブラックキャットよりこっちの作品のほうが断然好きだ。この手の連載はやっぱりあったほうがいい。初恋限定、動かすべきキャラクターが多すぎたのが敗因か。綺麗な絵柄なので、もう少し年齢層の高い雑誌に移るのが作者読者双方にとってさらに幸福かもしれない。SKET DANCE、好きなんだけど掲載順下がっていてちょっと残念。スイッチの過去編は非常に興味深い。しかし今、過去編を十分にやりきる余力があるのか、と気になってしまう。バリハケン、既にネタに無理がありすぎる感あり。まあギャグマンガというのは無理無茶がつきものだけども、長期連載は厳しいかもしれない。もはや「ツッパリ」「リーゼント」という不良のイコンが現代のそれとはズレてしまっている以上、あれで押し切るには並大抵じゃないパワーが必要になると思う。ネウロ、センターカラーでしっかり高値安定。人気投票も良い調子ですな。

ジャンプの表紙、裏表紙の3ページの広告どんなのかけっこう興味があって見ているんですけど、オモテ2がソフトバンクのインターネットマシン携帯電話、一番最後のページが3万円台のセイコーの時計、その前のページが美顔セット。ちょっと前はDELLのパソコンだった。美顔器以外は「少年向け」の広告ではないよなあ。ゲームの広告は中でわずかにある程度。ドラクエ5のページがかろうじて1ページあるのは、鳥山明が絡んでいるからかな。昔はゆうていみやおうキム公があたたたと攻略していたものだがなあ、と、もはやおっさんの回顧。