NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿

これは凄かった。NHKはよく頑張った。300日も取材するとはなあ。しかし宮崎監督は本当に凄い、としか言いようがない。心から「自分は映画の奴隷です」って言ってる人間に凡百のアニメーターが束になってもかなうわけがない。ポニョもう一度見たくなってきたよ。あとスタジオの監督の椅子が、背もたれ低く疲れそうなものだった。世界の家具メーカーは彼のために最適化されたイスをオーダーメイドで贈るべき。人類の至宝の健康を少しでも守ってくれ! しかしまあ、あれだけ何度も「最後の長編」と言われると、なんとも物寂しい気持ちになってしまいます。

出発点―1979~1996

出発点―1979~1996

宮崎駿に関してはこの本が一番オススメです。宮崎監督のイマジネーションの世界の断片がそこに。