ドラゴン・キングダム ジャッキー・チェン ジェット・リー

面白かったー。仲間が集まって敵をぶっとばす、弱かった主人公が修行によって強くなる、そういった燃える中学生要素がきちんと表現されていてとても良かった。観てスッキリ爽快なアクション映画だったなあ。

この「修行によって強くなる」という手続き段取り、「修行」シーンに非常に具体性があって良いんだよな。折々に引用されるブルース・リーのあれこれが熱い。

ラスト、主人公に対して調子に乗っていたチンピラ野郎を余裕でぶちのめすシーンはカタルシスがあるし、最後のセリフはもうブルース・リーだよなあ。ジャッキーとリーならワイヤーアクションじゃなくてリアルアクションでも良かったんじゃないかなと思うが、まあ派手さ、ケレン味はたっぷりでよござんした。余談だけど砂漠で「水が欲しい」って言ってるシーンで、リーが立ち小便ぶっかけるシーンが唐突なギャグ過ぎてクソ笑ったよ。なんじゃよありゃ! B+