笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで ラサール石井
笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで (角川SSC新書 27)
- アーティスト: 角川・エス・エス・コミュニケーションズ
- 値段: ¥ 798
- はてな: asin:4827550271
そして、125ページから綴られている、第1回M-1グランプリから2007年のサンドウィッチマン優勝までの各組の分析と点数、審査員などについての話が個人的に一番面白かった。この項目をもっと書いて欲しかったくらいだ。笑い飯の運命的な惜しさ、これはなあ。本当になあ。2003年の奈良県立民族博物館、2005年の最終決戦。優勝まで紙一重だった笑い飯。今松ちゃんや紳介さんは、笑い飯をどう評価し、期待しているのだろうか。気になるところだなあ。
最後の「芸人列伝」のページも非常に楽しめた。ビートたけし、明石家さんま、志村けん、とんねるず、ダウンタウンについてページを割いて色々と書かれており、読み応えがある。さて、ゼロ年代を代表するお笑い芸人で、今後ラサールさんが書きうるのは一体誰かなーと考えるとまた興味深いところです。A