週刊少年ジャンプ 50号

50号越えると、ああもう年末に向かってるなあという感じがひしひしとする。

巻頭カラー、バクマン。さすがジャンプで連載、というだけあって非常にスピード感のある連載になっている。ライバルと赤マルジャンプの場で激突! ケレン味のある展開でそそる。主人公の心の恋人の声優ドリーム編はどうなるんだろか。

ワンピース、性格の悪い女王の秘密が明らかになるの巻。ああ、太陽のマークはそういうことだったのか。尾田栄一郎はもはや何をどこまで考えて伏線を張っているのか、途方もない。大いなる物語を堂々完結するまで頑張って欲しいなと思う。

NARUTO、カカシ先生が3週間くらい死にかけては生きている。次号休載。いいとこで!

トリコ、なにげにかなりお気に入りですこの作品。しまぶー念願のジャンプ復帰だし、食べものの独創的なアイデアと、凶悪な怪獣、動物の絵が非常にユニーク。まさか絵でしまぶーに魅力を感じる日が来るとはなあ。

アイシールド21、全国選抜編に突入? そりゃまあ、ああなるとこうなるしかないわな。セナ君は恋愛フラグは結局どうなったんだろう。まもりねーちゃんはヒルマにちょっとラブいのだろか。

ぬらりひょんの孫、友人の友人がこの作者の関係者ということが最近わかって応援している。面白いんだけど、もうちょっと1話完結ものを長くやってから今の展開にしてほしかったかな。

ハンターハンター。今、1秒という時間を最も濃密に描ける作家は冨樫義博だなあ。理屈でもって魅せる戦闘描写は他の追随を許さない。来週も超緊迫の展開だ!

とらぶる、リトはいい男だよねえ。そりゃモテるよ。そんでもってヤミちゃんはもうちょとリトに優しくしてあげてくれ(笑)

魔神探偵脳噛ネウロ、非常にシリアスな展開になってきた。笹塚さんは本当に死んでしまったのか……。残された警察チームの結束、ヤコの覚醒。今週のヤコにはゾクゾクっとする面白さがある。ヒヒヒのおっさんとの対決はもう少し先か?

アスクレピオス、巻末に下がってきた。うーん。肉体的な痛みの描写は結構なものなのだけど、その痛みに対しての救済のカタルシスが少ない気がする。

バリハケン、ジャガーの直前というヤバイ順位。この昭和臭いヤンキー文化、読む分には全く嫌いじゃないんだけどなあ(笑)価値観とか言葉遣いも妙に古くさいし。一周して受けるかなと思ったけど、そうでもないんだなあ。もうこのマンガの最大のクライマックスっていうのは、首都高の男連中にオタクな自分の正体がバレる、というところなんだと思うのだけど、今週の展開だとそれもそう遠くはないような気もしないでもない……。

ピューと吹く!ジャガー。合コンみたいな会議続き。このくだらねえノリが素晴らしいなあ。このマンガにおけるハマーさんの役割と面白さはただ事ではないよね。しばらく前から思ってたんだけど、うすた京介って人物の口を描くとき、線をつなげないで描くときが結構あるよね(455ページ2コマ目のサクラの口など)。