M-1グランプリ オードリー破れる

ラサール石井の鉄板少年らさある - livedoor Blog(ブログ)

オードリーはパターンをかえて来た。

あらゆる武器を出し切った。

私はオードリーに一票。

ま、私が選んだ人はいつも落ちますけど。

リーダー渡辺さんではなくラサールさんがおればオードリーに3票目が入っていた可能性がある、ということか。中田カウス大竹まことは割合新しさ、斬新さに対して高く評価する傾向があるのかな。島田紳助が言ってたけど、「ここまで来ると好み」というのは確かにそうだと思う。審査員が他のメンバーだったら、結果は変わっていた可能性もある。春日が群衆という設定の凄まじさは強烈であった。ただし声・手の動きと役割の連動を理解するまでに時間がかかったし、あの時間のかかる部分がもっと短く済んでいればなあ。これはだから少しオンバト用に傾いたチューニングではなかっただろうか、と思う部分もある。僕なりの感覚では加点法でも減点法でも、ノンスタに軍配が上がる。と同時に「こんな漫才見たこと無い」と語った大竹まことがオードリーに入れるのも実によく分かる。

今年のノンスタの大衆性、普遍性のパワーがオードリーの新しさに打ち勝った、という見方も出来る。しかし、春日さんのキャラクター自体にブレはなく高いレベルで面白い漫才だったし、もしもオードリーが1本目と同じタイプのネタをやっていたらどうなったかな、というIfを想像せずにはいられない。最終決戦の印象はノンスタとオードリーがハナ差、そこからナイツが頭一つ下がる感覚。決勝1位通過が最終決戦で敗れるのは久々なのかな? まあ、今年のオードリーを見て、皆オードリーが、春日さんが大好きになったよね。キャラクターの強度が半端じゃない。ああいう感じで自信満々の態度なのに「皆が好きになる」というキャラクターは、求めても手に入るもんじゃない。偉大な才能である。いるじゃないですか、自信満々でもやたらと敵を作りやすくて嫌われてしまうタイプも。2009年12月に「皆さんの春日が、M-1に帰ってきましたよ!」とニコニコしながらパワフルに言ってくれる事を願う!

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