長い長いさんぽ 須藤真澄

長い長いさんぽ ビームコミックス
長い長いさんぽ  ビームコミックス須藤 真澄

エンターブレイン 2006-01-16
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ゆず (秋田文庫) おさんぽ大王1 (ビームコミックス文庫) おさんぽ大王2巻 (ビームコミックス文庫) 庭先案内 1巻 おさんぽ大王3 (ビームコミックス文庫)

出版社 / 著者からの内容紹介
2005年夏『ビーム』誌上に掲載され、そのあまりに衝撃的な内容が、大きな話題を呼び起こした「長い長いさんぽ」がついに単行本化!! ゆずが老境にさしかかった頃の未発表作品も加えて発売されます。全ネコ好き必見の話題作の登場です!!

愛猫「ゆず」との生活、別れを描いた一冊。死を取り扱う作品はそのデリケートさゆえにか、Amazonなどでは厳しい批評もあった。確かに愛猫を溺愛するあまりの行動は、たとえば人間の家族が亡くなってもそういうことはあまりしないだろうという描写が多かった。けど、それは何故なのかっていうのを考えてたんだけど、人間の場合は生前に言葉を交わしてコミュニケーションが取れるからというのが一番大きいのかなと。動物は人間との言語的コミュニケーションが難しいし、基本的にペットを飼うという行為が「愛して可愛がること」なので、飼い主からペットへの想いというのは基本的に強く大きなものとなる。まあ一口に飼うといってもその距離間は人それぞれ色んなカタチがあるだろうけども、このゆずは作者がマンガ家で、家で仕事をするのが多かったから余計愛着もあるのだろうなと思う。B+