2003-10-21から1日間の記事一覧

出発点 1979〜1996 宮崎駿

すごい。すごいぞ。1979年から1996年までの宮崎駿の思想とか世界観とかがギュギュギューっと圧縮して書かれまくった1冊。えっと作品時期的には「もののけ姫」が出た後ぐらいまでかな。ヌルい宮崎分析本は数あれど、本人がちゃんと関わってここまでの本に出来…

賢者の誘惑 呉智英

どこまでいっても呉智英だなあ。金太郎飴のごとくどこを切り口にして読んでも呉智英思想にいきつくのは流石だと思う。この首尾一貫姿勢はすごいな。民主主義と共産主義の関連性という話とか、えーあと子供の名前に悪魔という名前をつけた人がいたっていう話…

BANANA FISH 全11巻+番外編1巻 吉田秋生

バナナフィッシュをはじめて全巻通して番外編も含めてちゃんと読んだ。吉田作品は他に「櫻の園」という名作があるが、これは昔読んだことがある。バナナフィッシュは完全にサスペンスものだったなあ。バナナフィッシュという名称の麻薬をめぐる陰謀、対立、…

ハチミツとクローバー 1、2、3、4巻 羽海野チカ

2003年に発売されたマンガで俺が読んだ中でのベスト3に挙げるとすれば、このハチクロが入ることは間違いない。そしてG戦場ヘヴンズドア。あと1つはうーん、なんとなくよつばととジョージ朝倉作品とアイシールド21が僅差で甲乙つけがたい。西原理恵子の人生一…