100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術 堀江貴文
100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
- アーティスト: 堀江 貴文 東洋経済新報社
- 値段: ¥ 1,365
- はてな: asin:4492501312
自分の学部生時代にもこれくらいツールを使いこなせていたら、もっとゼミを充実させることができたかもしれないなーと思った。まあ僕が学部生だった頃は、まだADSLが浸透しきるちょっと前くらいのギリギリの過渡期だったので、ある程度の限界はあったけどね。今ならブログとかオンラインストレージサービスとかWikiとかを駆使して、情報交換のスピード化を図れると思う。
他にも有益だと思ったノウハウをメモ的にクリップしておく。このあたりも基本に忠実であり、別に奇をてらったものはないところが流石だなあと。各章の最後には見開きでその章のまとめが書かれてあるので、忙しい人はそれを読むだけでも有益かもしれません。あるいはコピーして手帳にはさんでおくとか。
・要件は単刀直入に。儀礼的挨拶は無駄
・メールでのケンカは当事者を直接会わせる
・長文メールは早めになおさせる
・返信メールはすぐ書く
・指示は具体的かつ箇条書き
・職務ごとのMLと、案件ごとのML作成
・案件スタートのキックオフミーティングはちゃんと人に会う
・会議は会議前までにいかにMLでつめておくかがカギ
・議事録はすぐ作り流す
・顧客とのMLを作り情報共有・日程調整を楽に進める
・メールの欠点は時間の共有ができないこと、それを補うためにはインスタントメッセンジャーも有効
・携帯電話などに転送させる緊急対応ML
・社内MLで顧客の悪口を書かない
・受信メールの処理でのポイントは、スパム・迷惑メールフィルタ+受信BOXのフィルタリング(件名や内容で分類)→受信BOXがToDoリストに。
・キーボードのショートカット機能を使いこなせ
・パソコンは1台でメールを一元管理
・10秒で返信できるメールはさっさと返信する
・社内向けメールマガジンで情報発信=会社独自の情報フィルタリングになる
・スケジューラーもネットでなるべく完結
本の後半はパソコンとメールソフトの使い方になっているのだけど、ショートカットの使い方については図や写真も多様されていて非常にわかりやすかった。そこらのパソコン雑誌よりもわかりやすく実践的だと思うのでこれは取り入れてガンガン使っていきたい。Ctrlキーーがポイントですな。堀江氏は情報をノートパソコン(VAIOだった)1台で一元管理しているというのはちょっと新鮮だった。シンプルこそが極意なのかもしれない。いやあ、いい刺激になった。あと、メール5000件の処理というのは、実質的にはスパム等で2割、読むだけ、すぐ返信するものが多数なようで、一定時間費やして処理するのは実質100通無いような印象でありました。A
こんな人にオススメかも
・メールを使った業務の効率化を考えている人
・デジタル仕事術というネーミングにエヘヘウフフとなる人
・MLをうまく活かしたい人