ドリームマッチ2010 新春特番
1月2日の代表的番組といえばこれだ!
最近ある程度長時間番組みたら、やっぱりブログに書きたくなってくるなあ。点数は私の採点。
チャンネルの偶然か、今年は爆笑問題の漫才は1本しか観てない。評判を聞くと、色んな番組に出て漫才やってるけど、色々ネタは違うし面白いらしい。流石だよなー。
出場コンビは千原兄弟、FUJIWARA、TKO、ケンドーコバヤシ、バナナマン、次長課長、おぎやはぎ、サンドウィッチマン、チュートリアル、フットボールアワー、オードリー、NON STYLE、友近、東京03、ハリセンボン、ロッチ。MCはダウンタウン、審査委員長は志村けん。
富澤たけし×藤本敏史 変なキャビンアテンダント
サンドのコント寄りのネタだったね。藤本の緊張感が強く伝わった。顔でかいからや、ちょっと何いってんのかわかんないです等、各々の名フレーズも飛び出してトップ出番を果たした。しやしフジモンの文房具ギャグ「はさみ」は尋常じゃないほど面白く無いな(笑)85点。
設楽統×矢作兼 イラつく友人を傷付ける方法
おぎやはぎとバナナマンは昔からよくコラボでコントやネタやってるから、かなり馴染んでる。設楽が作るネタなのでバナナマンテイスト。矢作が日村でも全く問題ない(笑)矢作の表情がいいあんばいだ。82点。
友近×若林正恭 高校の同窓会
これは良い。若林のネタに友近の世界観がハマる。あれだけ友近がウザいキャラ出すなら、ツッコミはもうちょっと強度があっても良かったかもしれない。しかし面白かった。友近の顔芸、そして若林のスイーツは折れません等、ツッコミも良かった。92点
千原せいじ×河本準一 妖怪せいじ
一応河本主体でネタ作ってたのかなと。せいじは脱ぐとやたらでっかく見えるなー(笑)モデル体型で顔はブサイク。ジュニアでも180センチはあるから、せいじも大体それくらいあるんだな。せいじの奇妙な妖怪キャラクターが独特の世界を作った。ネタのオチに向かうところに論理性がなかったのが惜しい。82点
石田明×福田充徳 警察官とストーカー女
ネタ作りの途中に漫才やりたくない、コントしようと逃げコメント連発(笑)いやー客が期待してるのは漫才でしょうに! 漫才楽しい(石田)と思ってる人間がこの機会を自ら逃したのは惜しい。福田のツッコミも見たかったよ。しかしコント自体はなかなかの出来映え。石田も福田も演技力は高いなあ。福田の最後の写真ネタ連発は笑った。うまい! 90点
東京03×伊達みきお 世間を偽る仮の姿
コントの設定、ストーリーは非常に完成度が高い。高すぎて笑いの手数、量がやや少なかったかな。知性と論理が勝ちすぎた! タイガーラーメンは面白かったんだがなー。伊達のツッコミは流石の腕前。86点
徳井義実×後藤輝基 漫才内コントしたい
おーこれは凄い。長丁場の漫才だったが私は堪能した! 10分以上あったのか。まさしく「徳井ワールドのボケ」「後藤の怒濤のツッコミ」という2つの個性が激突してアウフヘーベンしたネタだった。リハとは違ったアドリブが多々入った結果、時間も長くなってしまったらしい。ネタ中に後藤が笑ってた部分はおそらくアドリブかな。漫才内コントやりたい、やりたいという手続き的意志のやりとりでここまでダイナミックなネタになるとは流石徳井。95点
中岡創一×井上聡 職業相談所
井上の「机と椅子があったら何でも良いです」というコメントに凄みを感じた。自分の土俵を持っている事、どんな相手でもそこに引き込む事に高い技術力を見たよ。中岡のキャラクターも独特で、なんか声が良かったなーと思った。コラボのお手本みたいな構成。88点
岩尾望×ハリセンボン 鶴の恩返し
ブスブサイクという興味の余り物トリオコント。春菜は頑張ったし、岩尾のボケも良かった。今回は箕輪のボケがちょっと弱かったかな。あまり印象に残らない。85点
原西孝幸×日村勇紀 ハンバーガーショップのバイト面接
この二人らしいね。勢いのあるギャグと、ブワっとしたツッコミ。日村のツッコミはキレがある、じゃなくてブワっとしたパワー型。いい意味で高値安定。89点
春日俊彰×ケンドーコバヤシ プロレスラーの記者会見
期待値は高かったがそれは越えられず。志村けんのコメントもそんな感じでした。なんだろうな、春日がコバの世界で輝ききれなかったか。でもケンコバのネタや世界観っていつでもこんな感じだったよね。良くも悪くもやや荒い。オールザッツ的。81点
小木博明×木本武宏 動物園の飼育係とクーラー修理員
いやー、なんか全体的にふわっとした印象だ。現場ではけっこう滑っていたようなムード。個々のフレーズなどもあまり印象には残ってないんだよなー。一周回って「小木が一生懸命にやってる(ように見える」というのが面白かったという、メタ視点での楽しみ方をしてしまったよ。80点